どうも食べ歩き大好きてつなりです!念願の大市に訪問しました!
京都で340年続くすっぽん鍋の超老舗「大市」。かの有名なグルメ漫画「美味しんぼ」で紹介されており、一度は訪問してみたいと思い続けていました。
この記事では、5ヵ月前に予約して、ついに大市ですっぽん鍋を食べた私が詳しく大市を紹介しています。
大市へ行ってみたいと思っている人はぜひ参考にしてください!
大市はどんなお店?
「大市」は、伝統的なすっぽん料理を味わえるお店です。元禄年間(江戸時代中期)京都市上京区にお店を構え、約330年もの間、すっぽん一筋に18代続いている老舗です。これまでに著名な政界・財界や文化人の方々が訪れ、「大市」は海外にも広く知られています。
「美味しんぼ」第46巻でも紹介されており、私は美味しんぼで大市の存在を知りました。
メニューは、◯鍋(すっぽん鍋)のコースのみ。本当にすっぽんのみを楽しむというお店です。正直、価格は高額ですが、一度は訪れる価値があります。
大市 実食レポート
17:00に予約して訪問。時間は17:00か19:00どちらにするか電話で予約する際に聞いてもらえます。
本日の宿「アーバンホテルホテル京都二条プレミアム」からは徒歩10分ほど。
店構えはやはり創業330年の歴史を感じます。提灯が素敵ですね。
扉を開けて予約した者と伝えると、部屋に案内してくれます。
通されたのはテーブル席のお部屋。椅子が横並びになっています。他の部屋をチラ見すると、お座敷の部屋もありました。
机にはすでに箸や皿が並べられており、ドリンクメニューも置かれています。
ドリンクは一通り揃っていますが、値段が書いてありません…
まずは、
- 瓶ビール
- ウーロン茶
を注文。
そして、ここからいよいよ◯鍋コースの始まりです!ちなみにコースの内容はこちらです。
- 先付け:すっぽんのしぐれ煮
- 本料理:◯鍋
- 雑炊
- 香物
- 水物
えっ?これだけ?と思った方もいるかもしれません。しかも、このコースでなんと1人26,000円(税込)!高いですね….
でもこれがどうしても食べたかったんです、私はね。そして、幸運なことに奥さんも美味しんぼで大市の存在を知っており、私以上にノリノリ。やはり美味しいものは誰かと共有しするのがいいですよね。
話がそれましたが、ここからは各料理を紹介していきます。
先付け:すっぽんのしぐれ煮
まずはさまざまな部位を楽しめるしぐれ煮をいただきます。ほんのり温かく生姜がいい塩梅です。
ちなみにこれが人生で初めてのすっぽん。人生初のすっぽんを噛み締めます。
部位によっては、歯応えがあり食感は鶏に近いように感じました。味については、クセなどもなく少し魚感を感じます。
甲羅部分はプルプルでコラーゲンたっぷり。こちらは思い描いたすっぽんでしたね。
ビールによく合いますし、○鍋への期待が高まります。
本料理:○鍋(すっぽん鍋)
いよいよ○鍋の登場です。この鍋を食べることをどれだけ心待ちにしていたことか!もう楽しみで仕方ありません。
スタッフの方が煮えたぎる○鍋を持ってきてくれます。これこれ!
大市の○鍋は、コークスで1,600℃以上の高温で一気に炊き上げます。一気に炊き上げることにより、すっぽんの身が崩れません。
そして、◯鍋に使われている土鍋がまたすごいんです。
1,600℃以上の高音調理に耐えれる信楽焼の分厚い専用の土鍋を使用しています。
美味しんぼでは、土鍋を使いこむことにより土鍋にすっぽんの味が染み込み、普通に雑炊をしても格段に美味しくなるというエピソードが紹介されていました。
半信半疑でしたが、そんな夢の土鍋もついに目の前に登場しました。
まずは、すっぽん鍋のスープを、次にすっぽんの身を取り分けてくれます。
スープを一口。シンプルな味付けながらすっぽんのエキスを十分に感じます。生姜も効いており、風邪の時に飲んだらすぐに回復しそうです。
そして、すっぽんの身を頬張ります。部位ごとに食感が異なり、どの部位も感動の美味しさです。臭みなど全くなく、パクパク食べれます。
しっかり味わって食べ終わると、もう一度同じ◯鍋が運ばれてきます。
2度目のスープもやっぱり美味しくていつまでも飲んでいたいぐらいです。2回目は1回目と異なる部位が入っていたりしてまた違う味を楽しまめす。
もう本当に至福の時間ですが、食べていると残念なことにいつの間にかなくなってしまいます。
しかし、ここから雑炊が登場します。
雑炊
美味しんぼで読んだ雑炊がいよいよ登場です。
まずはビジュアルから圧倒されます。卵の黄身も濃い!う、うまそう!
黄身を潰すか聞かれますが、もちろん潰してもらいます。雑炊の中にも丸餅も入っています。
スタッフの方がそれぞれに取り分けてくれて、いざ実食。
すっぽんのエキスと土鍋の力が合わさっての美味しさだと思います。
雑炊も高温の土鍋で調理されており、1杯目を食べ終わっての2杯目は、水分が少し飛んでより濃厚な雑炊になります。
永遠に食べていたい雑炊でした。そして丸餅も本当に美味しかったです。
香物
雑炊の前に運ばれてくる香物も素材から素晴らしく、京都らしい優しい味でした。
水物
この日の水物は福岡の柿「秋王」。ジューシーでとても甘味のある柿でした。
訪問前はボリューム的に足りるかなと心配していましたが、しっかりお腹もいっぱいになりました。
お会計は室内ででき、カード支払いももちろん大丈夫です。最後はお見送りまでしてもらい、お店を後にしました。
大市 基本情報
住所 | 京都市上京区下長者町通千本西入六番町371 |
定休日 | 毎週火曜日 |
備考 | 要予約、駐車場:あり |
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