奈良ホテル｜本館と新館の違いってなに？建物ごとに部屋も詳しく紹介！

奈良ホテルって本館と新館があるけど、そもそも違いは何？

奈良ホテルの宿泊を考えている方によく聞かれる質問です。

奈良ホテルの同じ敷地内にありますが、本館と新館では構造も内装も全く異なります。

この記事では奈良ホテルに実際に宿泊した当ブログ運営者てつなりが本館と新館の違いを詳しく紹介します。

奈良ホテルの宿泊を考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。

奈良ホテル｜本館と新館の５つの違い

奈良ホテルの本館と新館には大きく５つの違いがあります。

紹介する５つの違いを知っていれば、どちらが自分にとって好みか簡単にわかります。お部屋選びの基準にしてください。

建物の歴史と造り

本館	新館
・1909年に建築 ・北側のパークサイドと南側のタウンサイドあり	・1984年に建築 ・全室中庭に面している

まずは本館と新館では築年数が大きく異なります。

本館の建築は東京駅でも有名な辰野金吾が設計。築100年を超える木造建築です。そして本館は北側のパークサイド（奈良公園側）と南側のタウンサイド（庭園側）があり、客室により窓からの景色が変わります。

新館は築40年ほどでまだ新しさを感じます。全室中庭に面しています。

客室の内装

客室の内装も本館と新館で違っています。

本館は他のホテルでは中々味わえない唯一無二のクラシカルな雰囲気です。新館も重厚感がって素敵な客室ですが、クラシックホテルの気分をより味わいたいなら本館です。

本館	新館
・クラシカルな雰囲気 ・マントルピース（暖炉）※一部の客室を除く ・天井が高い	・重厚感のある客室 ・オーク材を使用 ・スタンダードツインが広い

また本館にはマントルピース（暖炉）がある客室があります。客室自体はとてもコンパクトですが、天井が高いので圧迫感はありません。

新館は内装にオーク材をしていて、全体的に落ち着いた雰囲気です。ベーシックなスタンダードツインは本館よりも広いです。

立地・便利さ

奈良ホテル内の多くの施設は、本館にあります。

上記を施設を利用するなら本館に宿泊するのが便利です。アインシュタインが弾いたとされるピアノも本館ロビーにあります。

新館には、日本料理レストラン「花惣」や宴会場などがあります。

本館と新館の距離は実際にはそれほどありません。屋内の移動だけですし、歩けばすぐ本館から新館へ移動できます。

喫煙できるのは新館

喫煙できるのは新館だけです。本館は歴史的価値の高い木造建築なので、全客室で禁煙です。

新館では以下のお部屋で喫煙ルームが用意されています。

宿泊料金

宿泊料金は全体的に新館の方が安いです。標準のスタンダードツイン（禁煙）で比較してみます。

客室名	広さ	価格
本館スタンダードツイン タウンサイド	21.8平米	40,000円〜
本館スタンダードツイン パークサイド	25.5平米	46,000円〜
新館スタンダードツイン	33平米	34,000円〜

同じスタンダードツイン（禁煙）でも新館の方が5,000円以上安くなります。しかも新館の客室の方が広いです。

奈良ホテル｜本館がおすすめな人

やはり奈良ホテルの歴史や雰囲気を一番に楽しみたい人には本館がおすすめです。本館であればどこを切り取っても歴史を感じれます。クラシックホテルの良さも味わえます。

また、フロントやメインダイニングルーム「三笠」の近くがいい人にも本館がおすすめです。新館からでもそれほど離れていませんが、より近さを求めるなら本館です。

奈良ホテル｜新館がおすすめな人

客室内で喫煙されたい人は新館にしか宿泊できません。

また新館は宿泊料金を抑えながら広い部屋に泊まれるというメリットがあります。

新館に宿泊しても本館の共有スペースは自由に見学できるので、新館での宿泊もとてもありだと思います。

奈良ホテル｜本館と新館違いのまとめ

奈良ホテルの本館と新館の違いを紹介しました。

違いは大きく分けて５つあります。それぞれの良さがありますが、初めて泊まるなら私は本館をおすすめします。

本館の方が奈良ホテルの歴史、雰囲気をたくさん味わえるからです。クラシカルで優雅なあの空間は、他のホテルでは中々体験できません。

ただ新館にも素晴らしいところがたくさんあるので、特に料金を抑えたいなら新館の宿泊もおすすめです。