【飛鳥駅｜Da terraダ テッラ】始まりの地・明日香で食すイタリアン！野菜のおいしさに感動

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当ブログでは、奈良の美味しいグルメを紹介しています。

今回紹介するのは、明日香村にある「Da terra ダ テッラ」

聖徳太子が生まれた橘寺の近くにある古民家イタリアン。野菜はもちろん小麦まで自家栽培し、フレッシュな野菜をたくさん使った一品でコースで楽しめます。

ダテッラはこんな人におすすめ

• 明日香村周辺でランチを探している人
• 予算10,000円/人でランチを食べたい人
• 記念日に利用できるお店を探している人

奈良の美味しいお店を探している方はぜひ最後まで読んでみてください！

Da terra ダ テッラはどんなお店？

奈良の明日香村に位置する「Da terra ダテッラ」は、2023年にミシュラン1つ星を獲得したイタリアンレストランです。その魅力は、自家菜園の野菜にこだわった料理と、リノベされた築120年以上の古民家の落ち着いた空間にあります。

Da terra ダ テッラ　実食レポート

結婚記念日のお祝いにランチを予約。

古民家を改装されていて、開放感のある店内。シェフの料理姿が見えるオープンキッチンスタイルです。

当日は子供の日が近く、立派な兜が飾られていました。

この日は7,700円のコース。この日のコースはこちら↓↓

1. 分葱
2. カリフラワー
3. 大地から
4. 小麦
5. 春菊
6. 月桂樹
7. 倭鴨
8. 米
9. 菊芋

正直このメニューだけでは全く料理をイメージできません。あと、メニューの下に置かれているカトラリーのデザインがすべて素敵です。

グラスワインは1,200円〜オーダーできます。ペアリングコースやおまかせ3種などを選ぶことができます。

どれも素晴らし料理だったので、一品づつ詳しく紹介していきます。

分葱

自家菜園で育てられた分葱のぬた和えをイメージした一品。焼いた桜鱒の上に分葱がのせられていて、一緒にいただきます。桜鱒の火入が絶妙で、少しレアで仕上がっており、ふんわり柔らかな食感です。

そしてメインの分葱は、甘さが素晴らしくて程よい青臭さがアクセントになっています。添えられている緑のソースは分葱で、黄色のソースはレモネードソースです。レモネードのソースは爽やかで、桜鱒にもよく合っています。

一品目から驚きのおいしさで今後の期待も高まります。

カリフラワー

自家菜園で収穫したカリフラワーの濃厚ポタージュ。炙ったホタテの貝柱が入っており、ガラムマサラを加えた泡がかかっています。

カリフラワーの甘味たっぷりポタージュと炙ったホタテの旨味が絶妙にマッチしています。ガラムマサラの少しの辛味がよいアクセントになっています。

大地から

ダテッラのスペシャリテ。菜園だけで採れた野菜だけを使った色鮮やかなサラダ。この日は約20種類の野菜を使っており、野菜ごとに調理方法を変えているというこだわり。

仕上げにビーツの甘酸っぱい温かいソースをかけます。生であったり、焼かれていたり、どの野菜も本来の味を上手に引き出されています。

野菜のおいしさに感動する一品です。

小麦

自家製小麦を使用したパスタ。全粒粉にしていて、小麦の風味が豊かです。

そんなパスタを春キャベツ、桜えびと合わせたアーリオオーリオ。提供された瞬間に香りが広がります。春キャベツの甘味と桜えびのプリッとした食感が口の中に広がります。

パスタと一緒に自家製小麦を使ったパンも出されます。小麦の力強さを感じつつ、食感の良いパンでした。しかし小麦まで作っていることに驚きです。

春菊

真鯛のソテーの上に蕾をつけ始めた春菊のお浸しをイメージしたものを重ねています。真鯛と春菊の間には藁焼きしたホタルイカのソースを挟んでいます。

真鯛の横に添えられている緑色のソースは春菊とローストした落花生を合わせています。春菊の苦味が真鯛の甘さを引き立たせています。春菊のフレッシュさが春を感じさせます。

月桂樹

お口直しの月桂樹（ローリエ）のシャーベット。ローリエの爽やかさがお口直しに最高でした。

倭鴨

葛城山の麓で育った倭鴨（合鴨）の炭焼き。自家菜園の筍のソテーも一緒に。マスタードのソースをつけていただきます。

まず倭鴨を口まで運ぶと炭の良い香りが広がります。赤身の肉は肉肉しさがあり、噛むごとに鴨肉の旨味が溢れてきます。赤ワインにぴったりの一品です。

付け合わせの筍はまだ若く、とても柔かくて春を感じるおいしさです。

米

スモークした釜揚げしらすとチーズのリゾット。醤油ではなく、オリーブオイルをかけていただきます。

スモークされたしらすとチーズの相性が抜群です。ひとつのコースでパスタもリゾットも楽しめるので、満足感もとてもありました。

菊芋

左は菊芋のプリンを凝らせてキャラメリゼしたデザート。右は菊芋のジェラートです。

どちらも菊芋の甘さが際立っており、食感の違いのを楽しめます。

コースはこれで終了です。品数も多く、ボリュームも文句なしでした。

自家菜園の野菜をふんだんに使った料理の数々は独創性もあり、驚きの連続でした。もちろん味は文句なしでビジュアルにもこだわりを感じます。

聖徳太子が生まれた地にあるダテッラは、非日常を時間を過ごせる最高のレストランでした。

Da terra ダ テッラ　基本情報

住所	奈良県高市郡明日香村川原884番地
営業時間	ランチ：12:00〜　ディナー：18:00〜22:00 LO20:00
定休日	水曜部・木曜日
公式HP	https://da-terra.jp
食べログ	https://tabelog.com/nara/