奈良観光
今回はそんな質問を解決するために奈良在住の私がオススメルートを紹介します。
奈良ホテルは奈良の人気観光スポットに近く、歩いて回るのにとても便利。
ただ、それでも各スポットは微妙に離れており、効率の良いルートを組まないとかなり歩くことになります。
この記事では実際に歩いた目安時間なども記載していますので、観光時間の参考にしてください。
それでは、奈良観光を楽しんでください!
奈良ホテルからスタート

まずは荷物をフロントに預けましょう。
奈良観光はとにかく歩きます。
車移動でなければ基本荷物を預けましょう。もちろん無料です。
奈良ホテルは正面口と西側に裏口があります。
春日大社方面に向かうのであれば正面口、近鉄奈良駅方面に向かうのであれば西側裏口から出ます。
もちろん今回は正面口から出発です。

ルート概要
①奈良公園
ホテルの正面口を出て、北側に歩いて行けばもうすぐに奈良公園。
そう、言わずと知れた鹿がたくさんいる公園です。

ちなみに、たまに勘違いされている人がいます。
鹿は奈良県全体に見れるわけではなく、この奈良公園エリアでしか見れません。
ただ、奈良公園内では歩けばすぐに鹿に出会えます。
鹿せんべいは200円で販売。鹿せんべいを持つと鹿が寄ってくるのでご注意を。
奈良公園は季節によって色んな表情を見せます。
春は桜、秋は紅葉など季節により楽しみ方がたくさんあります。
お弁当を持ってピクニックもオススメです。
また、奈良公園内には奈良国立博物館があり、気になる展示会があればぜひ寄ってみてください。
少し歩けば、浮御堂が見えてきます。
②浮御堂
・距離 683m
・徒歩所要時間 9分
神秘的な感じです。浮御堂が観光エリアから少し離れているので、比較的観光客も少ない為、ゆっくりしたい方にはオススメです。
近鉄奈良駅から徒歩で行くと正直距離があります。
しかし、奈良ホテルからはとても近いので、奈良ホテルに宿泊されたらぜひルートに組み込みましょう。
次は、世界遺産・春日大社に足を運びます。
②春日大社

・距離 1.0km
・徒歩所要時間 14分
長い参道を歩いて行くと、朱色の綺麗な建物が現れます。
奈良が誇る世界遺産・春日大社。
近鉄奈良駅から歩くと、徒歩で約26分と少し歩きますが、奈良に来たら必見のスポットです。
ちなみに、お金を払わなくても参拝できます。
ただ、ぜひ500円/人を支払っての特別参拝をオススメします。
特別参拝では、春日大社のより奥の神聖なエリアに入ることできます。
特別参拝入口を入り、少し歩くと本殿が目の前に。
参拝すると何かパワーをもらった気分になります!
また、特別参拝エリアにはたくさんの灯籠が吊り下がっており、歴史的に有名な人物が奉納した灯籠もあります。
ぜひ探してみてください。ひとつひとつデザインも違っており、つい見入ってしまいます。

また、本殿近くには立派な大杉があります。樹齢は800年以上と言われており、新鋭な感じが半端ないです。
私は触ってパワーをいただきました。

③東大寺

・距離 586m
・徒歩所有時間 8分
正直、奈良と言ったらこれでしょう。
そう、東大寺の大仏です。
これを見ずに帰れば、正直奈良に何の為に旅行しに行ったの?という感じです。
まさに圧巻です。大人になって見たときに改めて感動しました。
昔の人たちはよくこんな大きな仏像を作ったもんですね。
東大寺に向かうまでには参道があり、その参道でお買い物もするのも楽しみのひとつです。
余裕があればコースに追加
上記に挙げたコースだけでは物足りない方は下記スポットもぜひ追加してみてください。
体力に自信がある方、せっかくだからいっぱい回りたいという方にはオススメです。
若草山

・入山料:大人(中学生以上)150円 小人(3歳以上)80円
・開山時期:3月第3土曜日〜12月第2日曜日
・開山時間:午前9時〜午後5時
ハイキングコースとしても人気で、ゲートから山頂までは徒歩30〜40分で行けます。
時間と体力がある方はぜひ山頂までトライしてみてください。
山頂からの景色はこちら。

ちなみに若草山は夜景スポットとしても有名。
奈良奥山ドライブウェイ「新若草山コース」を走れば、若草山の山頂まで車で行けます。
料金は普通自動車530円、山頂の駐車場は無料で停めれます。
また、若草山では毎年1月に「山焼き」という伝統行事も開催されます。
文字通り若草山を焼きます。その光景は圧巻の一言。
山焼きの直前には花火も上がり、山焼きは奈良の一大イベントです。
二月堂
・入場料無料
・参拝時間:舞台周囲は24時間可能
二月堂は東大寺まで足を伸ばしたならぜひ寄りたいスポット。
こちらは、「舞台」と呼ばれるところから見える景色が絶景。
24時間入場可能な為、夜に入場すれば奈良の夜景を楽しめます。
そして、こちらの体験したいイベントは「お水取り」。正式名称は「修二会(しゅにえ)」。
奈良の春を訪れを告げる行事です。
簡単に説明すると、お水取りとは二月堂で仏様(11面観音)に過ちを悔いる行法。
なんと、天平勝宝4(752)年にはじめられてから、現在まで途切れることなく続いている行事です。
こちらの行事は、現在では毎年3月1日より2週間実施。期間中の3月12日深夜には、「お水取り」の由来である、井戸から観音様にお供えする「お香水(おこうずい)」を組み上げる儀式が行われます。
一番の見所は、「お松明」。重さ40kg、長さ7mの松明が回廊を走ります。
二月堂をバックにした松明は幻想的で、世界平和と人々の幸せを祈りながら春の訪れを感じます。
最後に
今回は奈良ホテルからのオススメ周辺観光を紹介しました。
奈良エリアでは各スポットの距離が少し離れている為、あらかじめ計画を組んで効率よく回りましょう。
歩くのがちょっと言う方は、バスも上手に使いましょう。
周遊バスなども走っており、効率的に観光を楽しめます。
奈良は歴史があり、年中伝統行事があります。
さらに近年では「燈花会」などのイベントも開催されています。
ぜひ、色んな時期に奈良を訪問し、季節ごとの奈良を楽しんでください!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。