2人暮らしの部屋探し!不動産屋が紹介する失敗しない10のポイント!

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結婚に必要なこと、それは2人で暮らす新居探し。
楽しい新生活をスタートさせる為に部屋選びは失敗できません。

でも、いざ部屋を探すにあたって、悩みがいっぱい出てきませんか?

この記事では、これから同棲、結婚を機に部屋探しをするカップルに失敗しない部屋探しのポイントを紹介していきます。

紹介する私のプロフィールはこちら

  • 賃貸不動産業界で勤務
  • 宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
  • 現在賃貸で2人暮らし中

これを読んでから部屋探しをすれば新居に住んでから後悔する可能性は格段に減ります。

部屋探しの前に

いざ、部屋探しをスタートをさせる際にあなたは何から始めますか?

「何もわからないからとりあえず不動産屋に行ってみよう!」

こんな方は失敗する可能性が高く、また部屋探しの時間が無駄にかかってしまいます。

不動産屋に行って部屋探しをする前にまずは下記のことから始めましょう。

✔️2人で話し合いをして、2人が希望する部屋の条件をまとめましょう

これをしておくだけで部屋探しがブレることがなく、効率的に部屋探しをすることができます。
ただ、希望の条件をまとめるにしても何がポイントかわからないと思います。

以下では、私が部屋探しで失敗しない10個のポイントを紹介していきます。
10個のポイントを押さえておけば部屋探しで失敗することはありません。

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失敗しない10個のポイント

①賃料

まずは、何と言っても賃料。2人の収入から支払可能な賃料を設定します。
一般的に賃料は手取り額の3分の1までに抑えるべきと言われています。

ただ、これはあくまで参考です。もし、外食の頻度が少なかったり、物欲がなく、住宅にこだわりたい人は多少であれば3分の1を超えてもいいと思います。
ちなみに私はちょうど3分の1ぐらいの住宅に住んでいます。

相場として、築浅、駅近の物件は賃料は高くなる傾向です。築浅、駅近を希望する際は賃料が高くなることを覚悟しましょう。

②間取り

子供がいない2人暮らしだと、1LDKか2LDKで充分です。
荷物がとてつもなく多い場合は、3LDKもいいでしょう。ただ、間取りが広くなると賃料も高くなるので問題なければ1LDKか2LDKがオススメです。

1LDK、2LDKを選ぶ時のそれぞれのポイントを下記の通りまとめておきます。

✔️1LDK

①部屋数が少ない分、収納スペースが豊富な部屋を選ぶ
1LDKを選ぶ際は、ウォークインクローゼット付きを選ぶことをオススメします。正直、通常サイズのクローゼット1つだと2人分の荷物はなかなか入らないと思います。部屋数も少ない分、必然的に荷物を置くスペースも少なくなります。引っ越し当初が荷物もまだ少ないので困らないかもしてませんが、荷物は必ず増えていきますので、収納スペースは注意して確認してください。

②LDKの広さは最低12畳
1LDKと言ってもさまざまな広さがあり、単身暮らしを想定した1LDKが絶対に選ばないでください。単身向けの1LDKだと大体LDKは10畳あるかないかくらいです。10畳のLDKだと、ソファ、ローテーブル、テレビボードを置くだけでかならお部屋は埋まってしまいます。余裕のある空間で生活するなら最低でも12畳のLDKを選びましょう。  

✔️2LDK

①LDKと隣接している部屋の仕切りを確認
これはなかなかイメージがつかないかもしれません。最近の積水ハウスや大和リビングなどのいわゆるハウスメーカー系の築浅物件は、部屋の間仕切りがすりガラス風のスライドドアになっています。
一見オシャレでいいのですが、デメリットがあります。それは、光を通すということ。
例えば、LDK横の部屋を寝室にした場合、LDKで誰か遅くまで起きていたら寝室に光が届くので明るくて寝れない恐れがあります。LDKに隣接している部屋を寝室として考える場合は、間仕切りの仕様を確認してください。

③築年数


これはもちろん築年数が浅くなるほど、室内は綺麗で設備も充実しています。

経験上、築15年以内であれば実際に生活しても内装に古さを感じたり、大きな不具合が発生する可能性は低いと思います。築20年を超えてくると、内装の古さも感じてくるのでご注意を。

また、個人オーナーの物件は、たまにリフォームにお金をかけてくれない場合が稀にあります。リフォーム前の物件を申込する場合には細かくリフォーム内容について確認しましょう。
そのようなリスクを負いたくない場合は、ハウスメーカー系の築浅物件を選べばほぼ間違いはありません。

④設備

あれば嬉しい設備を紹介します。以下の通りです。

  • TVモニターホン
  • ウォシュレット
  • 追い焚き機能
  • エアコン
  • 照明

上記5点は便利な設備ですが、必ず設置されている訳ではありません。
自分達が必要だと考える場合は、事前に必ず確認しておきましょう。

また、室内設備については下記のどちらになるかも確認しておくと、入居後のトラブルも減ります。

設 備・・・貸主が設置した物。故障などした場合、修理・交換の費用は貸主負担
残置物・・・前入居者が残した物。故障した場合、修理・交換が借主負担

⑤エアコン

設備の中でも重要なのは、エアコンです。
エアコンについては、設置できるかも含めてきちんと確認しましょう。

まず、エアコンがあるかないかで引っ越し費用は大きく変わります。例えば、敷金・礼金が0円で一見すると初期費用が安く見えても、エアコンが設置されておらず自身で購入するとなると最終的に引越に関する費用は変わらない場合もあります。
最新のエアコンだど結構なお値段がします。。

ダメもとでエアコン設置を交渉してみるのもアリですよ。

エアコンに関するもう一つの注意点は、エアコンがそもそも設置できるお部屋かどうか。

エアコンなんてどこでも設置できるんじゃないの?

そう思われる方が結構多いですが、実はエアコンを設置できないお部屋はまだ多いんです。
特に廊下側のお部屋はスリーブ用の穴がなく設置できないことがあります。

エアコンがないと生きていけない方はきちんと確認しておきましょう。

⑥ガス

ガスは大きく分けて2種類あります。都市ガスとプロパンガス。
そして選んでいけないのは、プロパンガスです。

一般的にプロパンガスは都市ガスの1.5〜2倍の価格と言われています。
以前、私もプロパンガスの物件に住んでいましたが、冬場に7,000円/月にガス代がかかりました。
ちなみにお湯は浴槽に溜めず、シャワーだけ。料理もほとんどしないという生活スタイルにも関わらずです。

2人暮らしで毎日お湯を溜めるとなった時を考えると、ガス代の高さにゾッとします。
地域的にプロパンガスしか選べない場合は仕方ないですが、選べるなら絶対に都市ガスを選びましょう。

⑦騒音対策

賃貸のクレームで多いのは、騒音です。
私の会社にもほぼ毎日騒音のクレームが入ってきます。

ただ、入居してからじゃないとわかないのが騒音問題。
音に敏感な方は、極力騒音リスクの低い部屋を選びましょう。

騒音リスクを減らすには下記条件で探してみてください。

  1. 最上階・角部屋
  2. RC造(鉄筋コンクリート造)
  3. 遮音施工物件

遮音施工物件は、最近では積水ハウスの物件で多いです。
上階からの衝撃音を大幅に抑える床材を使用しています。

1〜3が全て揃った部屋はなかなか出てこないと思うので、いずれかを組み合わせるなどして部屋を探してみてください。

⑧エリア

2人暮らしにあたり物件も重要ですが、それと同じぐらい住むエリアも重要。
通勤、買い物、実家、通院など、お互いにとって最適なエリアを選びましょう。

最低てもこの2点は確認しておきたいです。

  1. 急行停車駅かどうか
  2. 治安

電車通勤であれば、電車の運行状況の確認は必須です。朝の本数、勤務先までの通勤時間なども調べましょう。
車通勤などで、電車を使用しない場合はもちろん①は無視して大丈夫。

治安は住んでみないとわからない部分もありますが、実際に駅周辺を歩いてみるだけでも街の雰囲気はわかります。
将来的に子供を考えている場合は、治安が良いエリアを選びましょう。

⑨駅までの距離

こちらも電車通勤の方は要チェック項目です。
まず、よく物件資料に記載されている徒歩での所要時間は80mを1分として計算しています。
例えば、物件から最寄駅まで800mの距離だとすると、徒歩10分となります。

この計算はあくまで平坦な道として計算しており、坂などのアップダウンがあればもっと時間がかかります。

個人的には、徒歩10分以内は駅近と考えています。
徒歩15分以までが歩ける限界の距離で、徒歩20分となると正直自転車で行く距離です。

物件選びの際は、実際に徒歩で駅まで歩いてみるのも良いです。

⑩周辺施設

周辺施設とは、スーパー、コンビニ、病院、銀行など。
これが近くにあるかないかで生活の利便性は格段に変わります。

例えば、物件が駅に近くでも、スーパーが近くにないと不便だったりします。

入居してから困らないように周辺にどのような施設があるか確認しておきましょう。

最後に

失敗しない10個のポイントはいかがでしたでしょうか?
このポイントを押さえておけば、部屋探しで失敗すること格段に減ります。


物件を探していく中で、なかなか希望の物件に出会えないかもしれません。
そのような状況では、ご自身で決めた条件の中で優先条件を決め、妥協できる点・妥協できない点をしっかり固めておけば必ず良い物件に出会えるはずです。

また、実際に契約する際には初期費用にも注意してください。
無駄なお金を支払わない為にもこちらの記事も参考にしてください。

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それでは、お部屋探しを楽しんでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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