損しない部屋探し!初期費用を安く抑える方法を紹介!

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結婚して2人暮らしをスタートする時には新居を探して契約します。
賃貸の場合には、初期費用を入居前に支払う必要があります。

結婚にはたくさんのお金が必要です。
削れる費用があれば、できるだけ削ることが大切です。

賃貸業界では、支払わなくてもよいお金を支払っている場合があります。
今回は、賃貸で部屋を契約する際に損しない方法を紹介します。

賃貸の初期費用

まず、賃貸で契約する際に必ず必要な費用は下記の通りです。

  • 仲介手数料
  • 礼金
  • 敷金
  • 前払い賃料(約2ヶ月分)

仲介手数料は地域により、変動があります。
私が勤務している地域では、賃料の1ヶ月分(税別)が一般的です。仲介手数料が半月分のエリアもあります。

まず、礼金は戻ってこないお金。
敷金は退去時に原状回復費用を差し引いて、余れば返還されるお金です。

前払い賃料は、契約時にあらかじめ先に支払う賃料のこと。
例えば、9月16日入居の場合、9月16日〜30日までの賃料と10月分を支払うことになります。

礼金・敷金は0円の物件もありますが、賃貸で部屋を契約する場合は上記4点は必ずかかる費用です。

続いては、必ずかかる費用ではありませんが、最近では初期費用に含まれることが多い項目を紹介します。

  • 鍵交換代
  • 初回保証料
  • ルームクリーニング代(退去時)
  • 火災保険料

鍵交換は入居前にしてくれます。本当は貸主負担でするべきなのですが、最近の流れでは借主負担になることが多いです。

初回保証料という言葉はあまり耳にしないかもしれません。
保証料は保証会社に支払うお金のこと。

保証会社って何?
簡単に言うと、オーナーに家賃を保証する会社。保証会社に加入しておくと、入居者に家賃滞納があっても保証会社が家賃を立て替え払いをしてくれます。

その保証料を入居者が払わなければなりません。
以前は連帯保証人が用意できれば問題ありませんでしたが、最近では保証会社の加入が義務付けれられることが多いです。

ルームクリーニング代は退去時のお部屋の清掃費用。
契約時に支払いを請求されることが増えています。

火災保険料も賃貸では必ず加入しなければなりません。
指定の火災保険への加入を義務付けれれることもありますし、入居者で選べる場合もあります。

まずは、簡単に賃貸で部屋を借りる場合の費用について紹介しました。
ここから初期費用を安く抑えるポイントを紹介していきます。

初期費用を安く抑えるポイント

仲介手数料

初期費用を抑えるならまずは仲介手数料。

やることは、仲介手数料を賃料の0.5ヶ月分に減額する交渉。

宅地建物取引業法では、仲介手数料は貸主と借主に対してそれぞれ「家賃0.5ヶ月分(税別)」ずつ請求をすることができます。ただ、双方の了承を得られば、一方に対し「家賃1ヶ月分(税別)」を請求することができます。

なので、仲介手数料として、家賃1ヶ月分(税別)を不動産屋が請求することは問題ないのですが、了承できなければ減額を申し入れることも可能です。

がんばって交渉しましょう!
どうしても下げてくれないのであれば、他の不動産屋に行って相談するのもひとつの手段です。

ただ、仲介手数料の交渉をしても下げてくれない場合もあります。

その不動産でしか紹介していない物件は仲介手数料の減額は難しい

つまり、どこの不動産屋でも紹介している物件であれば、どこかの不動産は仲介手数料を半額にしてくれるでしょう。

しかし、ひとつの不動産屋でしか紹介できない物件であれば、よその不動産屋に客を奪われることがないので仲介手数料を下げる必要がありません。

そのような場合は、交渉を諦めるか、他の物件に切り替えましょう。

敷金・礼金

この2項目も初期費用の大部分を占めます。
敷金は退去時に返金されるので、できれば礼金を下げたいところです。

ただ、礼金は不動産屋には下げる権限がないことが多く、貸主の承諾が必要です。
あまり、大幅な減額を要求すると、印象もあまり良くありません。また、最悪の場合、貸主から申込を拒否される場合もその点は注意です。

フリーレント

敷金・礼金より交渉がしやすいのがこのフリーレント。
簡単に言うと、家賃を免除してくれる期間を設けてくれること。

例えば、下記のケース

賃料:60,000円
契約開始日:9月16日
契約時には、9月16日〜30日までの賃料30,000円、10月分賃料60,000円を前払い賃料として支払います。

このケースの場合、フリーレントとして9月分30,000円を免除してくれないか交渉します。

もし、フリーレントで前払い賃料を免除してもらえれば、初期費用を安く抑えることができます。

フリーレントの交渉がうまくいくケースは、申込〜入居までの期間が短い場合です。
貸主もすぐに入居してくれるならということで免除してくれる可能性が高いです。

害虫駆除

賃貸で部屋を申込する際には、初期費用明細に聞いたこともない項目が含まれている場合があります。
それが害虫駆除などのオプション商品です。

一般的に多いオプション商品はこんな感じです。

  • 害虫駆除
  • 消臭・抗菌
  • エアコンクリーニング
  • 浄水器

大抵の場合は、断れば外してくれるので相談してみましょう。

ただ、個人的にエアコンクリーニングはオススメしています。
入居後にするのは大変ですし、入居前にきちんと掃除をしてもらえればすぐにエアコンも使用できます。

また、浄水器も薦められることがあります。
浄水器自体は良いと思いますが、部屋と一緒に契約すると割高になることが多いので、ご自身で設置することをオススメします。

ちなみに私がオススメする浄水器はこちらで紹介しています。

引越時期

引越時期が決まっていないなら絶対に2、3月の引越は避けましょう。
めちゃくちゃ引越代金が高いです。

転勤などで引越時期が決まっているなら仕方ないですが、そうでなければ4月以降に引越時期は設定しましょう。

あとは月末、土日も引越が重なるのでできれば避けたいですね。
初期費用を頑張って折角下げても引越代金が高くなれば意味がありません。

引越費用を抑えるなら複数見積りを取ることをオススメします。

\お見積もりはこちらから/

最後に

損しない部屋探しということで、初期費用を抑えるポイントを紹介しました。
紹介したポイントを抑えておけば、損することはほとんどないでしょう。

最後に、不動産側の立場としてアドバイス。
来店してすぐにお金の話ばかりをすることはオススメしません。

不動産の営業マンも人間です。初めから減額などの話をされるとお客様に対して警戒しています。
まずが営業マンと仲良くなって、関係を築きましょう。
そうすると、率先して交渉もしてくれます。

私もやっぱり仲良くなったお客様には何とかしてあげたいと思います。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
楽しい部屋探しをしてください。

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