【知られざる田原地区】名産「大和茶」や田原やま里市場の日替わり弁当など魅力が溢れる町

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田原地区って気になるけど、どんなところ?
田原地区へは何で行くのが便利?遊べるスポットはあるの?

私も最近になって知った田原地区。行ってみたいけど、どんな町かわからないと行くのも不安じゃありませんか?

そこでこの記事では、田原地区のアクセスから見どころ、行くべきスポットを詳しく紹介します。

この記事を読めば、田原地区をより知ることができます。

田原地区を知って、ぜひ足を運んでみてください。奈良の新しい魅力を発見できますよ。

田原地区ってどこ?

田原は奈良市の東部に位置しています。標高は400m〜500m、面積は約32.7k㎡。標高が高い分、奈良盆地より平均気温が2〜3℃低いです。

山間に田んぼと茶畑が広がり、奈良時代の天皇陵や古事記の編纂者の墓も点在。

最近では、地域の人たちが、農園・工房などの仕事場を公開し、地域全体を「田原やま里博物館」としてアピールしています。

とてもスローな時間が流れており、週末のお出かけにもおすすめの場所です。

 
てつなり
恥ずかしながら私も最近存在を知りました

田原地区へのアクセス

田原地区へは、車・バスどちらでもアクセスできますが、車でのアクセスが断然便利。

自動車が便利

近鉄奈良駅から田原地区へは、自動車なら25分もあれば到着します。

ナビの行き先を「田原やま里市場」に設定すれば、細い道を通ることもなく田原地区にアクセスできます。住所は、下記住所を登録してください。

田原やま里市場
奈良市茗荷町774~1

ただ、細い道を通らないと到着できないスポットもいくつかあり、運転に自信のない人は軽自動車など小回りの効く車がおすすめ。

奈良交通バスも運行

田原ヘは、奈良交通バスも運行しています。

近鉄奈良駅からバスに乗るなら、4番乗り場で「北野」「下水間」行きのバスに乗車。
JR奈良駅からなら、東口1番乗り場で乗車してください。

  • 近鉄奈良駅から乗車するなら「4番乗り場」
  • JR奈良駅から乗車するなら「東口1番乗り場」

30分ほどバスにゆられれば、田原地区の中心に到着します。

バスの場合、現地での移動が基本徒歩。ハイキングも楽しみたいなら問題ありませんが、現地での移動が大変な場合もあるのでご注意ください。

田原地区名産「大和茶」

みなさんは、「大和茶」をご存知ですか?

私は、名前を聞いたことがあるくらいでした。

奥さんがファーマーズマーケットで田原の「大和茶」を買ってきてくれたことが出会い。

実際に私も大和茶を飲んでみましたが、すごく飲みやすく気に入りました。最近では、私たちの食卓に大和茶が頻繁に登場しています。

ぜひ、皆さんにも大和茶を知ってもらえたらなと思います。

 
てつなり
ここから詳しく大和茶を紹介します

大和茶とは

実は、奈良は全国屈指のお茶どころ。そんな奈良のお茶の歴史は1200年以上。806年に弘法大師が唐からお茶の種子を持ち帰り、奈良県宇陀市に植えてお茶の製法を伝えたことが奈良のお茶「大和茶」の起源と言われています。

大和茶は、奈良県の特産品とされており、月ヶ瀬や田原など、自然豊かな山間部で作られています。

標高200m〜500mで、朝晩の寒暖差も大きい田原は、茶の芽がじっくり成長するので、良質の大和茶の栽培するのにとても適しています。

大和茶は、すっきりと爽やかな風味と淹れた瞬間から広がる香りの良さが魅力です。

さらに、奈良市田原地区のお茶は、「田原茶」という愛称で親しまれています。「田原茶」は深みのある味わいで、3回お湯を注いででもおいしいと言われています。そして、より多くのカテキンを取り入れることができる健康茶です。

 
てつなり
渋みが控えめなのでとっても飲みやすいお茶です

田原ナチュラルファーム

今回、訪問したのは「田原ナチュラルファーム」ご夫婦で農薬・除草剤・化学肥料を使用しない田原茶を生産されています。

夫婦それぞれでブランドを持たれており、ご主人は「ゆたか」、奥様は「ゆい」というシリーズで数種類のお茶を販売しています。

試飲もさせていただきましたが、どのお茶も本当に味がまったく違うことに驚きました。

 
てつなり
自分好みをお茶を見つけることも楽しいですよ

田原地区も高齢化が進み、製茶農家さんの数も減っていますが、田原ナチュラルファームは青空マーケットに出店するなど田原茶を積極的に広めています。

パッケージも若い世代が手に取りやすいおしゃれなデザインです。

ゆたかシリーズのパッケージ

田原ナチュラルファームの田原茶は、公式ホームページから購入できます。

>>田原ナチュラルファームのホームページはこちら

ちなみに、案内してくださった奥様の経歴がおもしろく、とても魅力的な人でした。お話しも上手で、こちらが元気をもらいました。丁寧に説明もしてもらい、本当に感謝しています。

田原やま里市場

田原地区へ行くなら、絶対寄りたい「田原やま里市場」。

ここでは、田原で採れた野菜をふんだんに使った日替わり弁当や田原の新鮮野菜を買うことができます。

人気の日替わり弁当

田原やま里市場の一番人気は、日替わり弁当。値段は600円。

写真のように色とりどりの野菜がふんだんに入ったヘルシーなお弁当。ご飯は別盛りになっており、時期によっては新米を食べることもできます。

 
てつなり
素朴な味ですが、野菜がおいしい

おすすめは日替わり弁当ですが、他にもメニューはあります。

  • 親子丼 
  • たまご丼
  • カツ丼
  • やま里カレー
  • カツカレー

やま里カレーも気になりますね。

買ったお弁当は、建物横にあるテーブルで食べることができます。

青空の下で食べるお弁当はとてもおいしいです。

新鮮野菜を買える直売所

田原やま里市場では、当日採れた新鮮な野菜を買うことができます。しかも、とても価格がとても安いです。

我が家も、大根、栗、唐辛子などたくさん買い込みました。先程、紹介した田原茶も買うことができますよ。

田原やま里市場 基本情報
住所 奈良市茗荷町774~1
電話番号 090-7553-3251
営業日 水曜・土曜・日曜 
営業時間 8:30〜16:00

田原やま里市場は、週3日の営業ですが、日替わり弁当は、火曜日以外営業しています。

田原やま里弁当 基本情報
電話番号 0742-81-0817
定休日 火曜日
営業時間 11:00〜14:00

田原やま里博物館

田原地区では、地域の人々が農園や工房などの仕事場を「田原やま里博物館」として公開。町全体で田原地区の魅力を伝えています。

 
てつなり
町全体が一つの大きな博物館のイメージです

公開されている農園や工房は、全部で16種類。見学は原則予約制となっています。気になる場所があれば、事前に電話をし見学可能か相談してみましょう。

>>公開されている農園・工房の詳細はこちら

ここでは、田原やま里博物館の中から私のおすすめ、気になる場所をいくつか紹介します。

田原ブルーベリー農園

平成14年から7品種1600株のブルーベリーを栽培しています。ブルーベリーの栽培方法やジャムづくりを学ぶことができます。有料・要予約ですが、ブルーベリーの摘み取り体験もできます。

住所 奈良市茗荷町(農園)
奈良市矢田原町(事務所)
TEL 0742-81-0355(担当:中尾様)
開館日時

公開は、7月下旬〜9月下旬
(摘み取りは午前中に実施)

E-mail yo-nakao@m3.kcn.ne.jp
駐車場 あり

窪田 りんご園

茶畑の跡に、真っ赤なりんごを実らせるために10年間の苦労を重ねた農園です。春には美しいりんごの花見、秋にはりんご狩りができます。りんご狩り体験は、有料・要予約です。

住所 奈良市矢田原町743
TEL 0742-81-0178
開館日 りんごの花見:4月下旬〜5月下旬
りんご狩り:10月下旬〜11月下旬
駐車場 あり

田原東雲共同製茶工場

大和茶のことをよく知りたいならこちら。昔ながらの大和茶のスタイルを守り、標高400mの高原で栽培したお茶を製造しています。製造工場の見学の他にもおいしいお茶の淹れ方もアドバイスしてもらえます。

茶摘み体験は、有料・要予約です。

住所 奈良市日笠町648
TEL 工場:0742-81-0257
自宅:0742-81-0355
開館日時

新茶時期:5月初旬〜6月初旬
番茶時期:6月中旬  2番茶時期:7月中旬

E-mail yo-nakao@m3.kcn.ne.jp
駐車場 あり
 
てつなり
田原ナチュラルファームのお茶もこちらで製造されています

さいごに

田原地区の魅力伝わりましたか?

豊かな自然や伝統の大和茶など魅力がたくさんの素敵な田原地区。

奈良市街から車で簡単にアクセスできるので、週末のお出かけにもおすすめ。

この記事をきっかけにぜひ足を運んでもらえると嬉しいです。

当ブログでは、奈良のおでかけスポットを他にも紹介しています。どこに出かけようか悩んだ場合は、他の記事も参考にしてください。

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